天一祭り2016 後半戦

もうだめなので天下一品の話をします。

4食目 鳥唐揚げ定食(こってり・麺硬め)+ビール@中河原店

たぶん家から一番近い信頼と実績の店舗。何年か前にオーナーが変わったのかメニューと味がすこし変わりまして、ごくごく普通のフランチャイズになりました。前はスープのドロドロ感が割とすごかったんですけどね。
ここの鳥唐揚げは竜田揚げに近い感じですが味はそこそこ。ニンニク薬味は頼まなくても机の上に置いてあります。他店だとイチイチ冷蔵庫から出てくるので衛生上の理由が何かしら存在するんだと思うんですが、大丈夫なんですかね、これ。
あと店内でタバコが吸える。重要なポイントです。

5食目 油淋鶏定食(こってり・麺硬め)@多摩ニュータウン

知っている限り都内で唯一の駐車場がある天下一品。首都圏だと他には三郷店も駐車場があります。車で行くときは基本的にここになるので割とお馴染み。
油淋鶏は唐揚げに青ネギとソースを掛けただけのもので、正直に申し上げると王将のほうが数倍マシ。スープと麺の硬さはごくごく普通のフランチャイズ

6食目 鳥唐揚げ定食(こってり・麺硬め)+ビール(同行者が餃子定食)@上野アメ横

都内未開拓店舗のひとつ、上野アメ横店。サバゲー用品を買う時に良く行くエリアですが天一は初めてです。軽く一杯引っ掛けて帰ろうという客層を狙っているのかおつまみメニューが割と充実。頼んだメニューも「鳥唐揚げ定食」と書きましたが、正確には白飯定食(ライス小)に唐揚げとビールのセットを追加しています。
メニューはちょっと特殊でしたがスープの濃さはいたって普通。唐揚げはフランチャイズ系の味とはちょっと違う、飲み屋の唐揚げみたいなタイプで個人的には好みです。餃子は端から期待していないので割愛。

7食目 鳥唐揚げ定食(こってり・麺硬め)@博多駅前店

福岡まで旅行に来ておいて天下一品へ行くというのはどうなんだ と様々な人から突っ込みを受けましたが私そんなことで挫けたりしない。
メニューは都内とまるで違い、地方性なのかオーナーの意向なのかよく分かりませんが都内ではお目にかからないようなものが多くありました。熱した容器にご飯を入れて出して、食べ終わった後のスープを掛けて食す「あとめし」というのは初めて見ました。注文してないですが、キーマカレーってこってりスープに合うんですかね……?ちょっと気になります。定食メニューもチキン南蛮定食とかあって割と心が動いたのですが、ぐっとこらえて唐揚げに。
スープは僅かにあっさり目で、麺は縮れのないストレートでやや粉っぽさがあるタイプ。京都出身の友人に言われて気が付きましたが、二条駅前店の味に似ています。確証は持てないんですが西日本と東日本だと味を変えているのかもしれませんね。今度検証してきます。唐揚げはこれまた飲み屋の唐揚げみたいなサクッとしたタイプで個人的には好みの味。

8食目 鳥唐揚げ定食(こってり・麺硬め)@蒲田店

都内未開拓店舗のひとつ。B1階に風俗があるビルという都内屈指の謎立地でおなじみの蒲田店です。
店の内装は新宿西口店とほとんど同じで、メニューも都内フランチャイズ系の同じメニューです。スープの濃さ、麺の硬さも普通。店員さんに言わなくてもニンニク薬味はセットで置かれるのでちょっと好印象。唐揚げは都内フランチャイズ系の味なので可もなく不可もなく。

9食目 鳥唐揚げ定食(こってり・麺硬め)@高田馬場

都内未開拓店舗のひとつ。去年の天一祭りで見かけたWeb記事で割と推されていたのでちょっと期待して来訪しました。
ここは吉祥寺店と同じく券売機スタイルのようで、メニューの写真が見られないのでちょっと微妙。ニンニク薬味は最初から入っているタイプのようですが、少ない。言えば出してくれるのかもしれませんが厨房がやや遠くそこまでする気にはなれず。スープはかなり熱めではあるものの、食べログ等で言われるほどの濃さは感じられず。メニューも少し変わっているし、券売機になってるし、オーナーが変わったのかもしれません。麺の硬さは普通。
唐揚げはお弁当屋さんの唐揚げみたいな、衣がしっかりとしたタイプ。嫌いではないんですが直接塩コショウを振るのはどうかと……味が薄いかな?と思ったらそこに塩コショウが沈殿していました。期待していただけにガッカリ感が大きく、駅からも遠いので再訪は多分ないです。


以上、今年の天一祭りは9食/8日 となりました。去年は9食/9日、一昨年は8食/8日 となっており、毎年コンスタントに食ってはいるものの、どうしても家から近い店舗に偏りがちなのでまだまだ都内の店舗が全制覇できていないというふがいない状況です。何とか来年の祭りまでに開拓を進めていこうと思います。皆様も善い天下一品ライフをお送りください。

天下一品祭り2016

もうだめなので天下一品祭りの話をします。

1食目 こってり麺硬めスープ大+スタキム丼セット+唐揚げ@水道橋西口店

都内の天下一品ランキング(弊社調べ)堂々の第一位であるところの水道橋西口店からスタート。この店は丼メニューと唐揚げがやたらと旨い。麺硬めで注文したけどそれほど硬くなかったり、床がとにかく油まみれでめっちゃ滑ったり、店員の9割が中国人なので日本語が怪しかったりするのはご愛敬。

2食目 鳥唐揚げ定食(こってり・麺硬め)@池尻店

神をも恐れぬ1日で2食目のこってり。都内未開拓の店舗を攻めようという強い意志から普段だったら絶対に行く用事が無さそうな池尻店を選択しました。渋谷から東急バスで約10分、都内で、しかも住んでる街以外でバスに乗るのはもしかしたらこれが初めてかもしれない……。都内に最初にできたフランチャイズ4店舗(江古田・八王子・池尻・駒沢)の1店舗なだけありメニューは他と同じ。卓上に沢庵が置いてあるのも同じ。麺はポキッと硬めでかなり好印象だしスープの濃さも上々。ただ、鶏の唐揚げが「揚げ焼き」って感じというか、衣がしっかりしているタイプの唐揚げではないのが個人的にマイナスポイント。サクサクした唐揚げが食べたいマンとしてはいただけない。

3食目 鳥唐揚げ定食(こってり・麺硬め)@駒沢

またしても都内未開拓店舗かつ池尻と同系統。麺の硬さもスープも大体同じような感じ。唐揚げも同じような感じだったのがイマイチ……。店員の態度もあんまりよろしくなかったうえに、初日に貰った無料券が単品メニューでしか使えない感じだったので再訪は無いです。(たいていの店舗では定食を頼んで無料券を出すとラーメン分の金額を引いてくれるんだけど店によっては対応してくれない。この辺はいわゆる4店舗以外のフランチャイズ店のほうが融通が利く。)


今年は10日までが天一祭り。8-9日に掛けて福岡へ遊びに行くので天下一品博多駅前店であと1食は確定。平日は割と移動的に苦しいのですが、未開拓店である八幡山店・高田馬場店・恵比寿店・目黒店・池袋店あたりに挑戦したいと考えています。皆さんも善き天下一品ライフを。

災害復興支援射精のこと

乳首の話は割と最後のほうなので、手前は適当に読み飛ばしてください。


ここしばらくは満州送りにされるばかりで楽しい旅行をしていないな という気がしたので、熊本に行ってきました。お目当ては黒川温泉ですが、折角なので熊本城も観光しつつ被災地にお金を落としていこう という高尚な旅行です。嘘です。マイルを貯めるために飛行機に乗りたくて、福岡で天下一品博多駅前店に行くというギャグみたいなことをしようとしたら考えていたところ、羽田―福岡便が高くて腹が立ったので九州の温泉地に行こうと思っただけです。同僚が「黒川温泉に行ってみたい」「んじゃそこにしよう」「よく考えたら熊本って地震あったんだよね」「言われてみれば」みたいな会話の末に決まりました。

そんなわけで早朝にリムジンバスへ乗り込み、朝っぱらから羽田空港ANAラウンジでビールを呑み、一路熊本へ。なお今回は往復ともにプレミアム株主優待を使用しました。お値段高めですがマイル修行僧なので背に腹は代えられないのです。機内でもスパークリングワインを飲み、阿蘇くまもと空港へ到着した時点で既に酔っ払いという有様です。阿蘇くまもと空港にはポケストップが2箇所とジムが1箇所あるため、とりあえずその辺を歩き回ってポケモンを捕まえながらバスを待つこと約1時間。九州横断バスというのに乗り込んで黒川温泉を目指します。

阿蘇くまもと空港のポケストップYS-11の雄姿


温泉までは片道2時間ほど。途中で阿蘇駅に寄りながら向かいます。本来通るべきルートの一部が通行規制のため迂回となっており、早々に震災の影響を感じさせられます。なお阿蘇駅周辺にもポケストップが3箇所とジムが1箇所あるため、ここでもポケモンを捕まえたりモンスターボールを回収したりしていました。ポケストップが少なすぎてボール枯渇しそう。

阿蘇駅。割と趣きがあります。横には道の駅が併設されておりましたが、喫煙所が見つからず歯がゆい。


黒川温泉へ到着し、旅館の車でまずはチェックイン。荷物を置いたらさっそく「入湯手形」を購入します。乳頭ではありません。これを買うと加盟している温泉旅館の露天風呂に3箇所入浴できるという優れものです。時間帯の問題なのか、3箇所どこへ行っても他のお客さんに遭遇することは殆ど無く、天気も悪くなかったので中々に堪能させていただきました。温泉✌('ω')✌最高〜♪って感じです。途中で食べた馬肉メンチカツとビールも最高でした。酒しか飲んでねぇぞ感はありますが、そんなもんです。何杯呑んでもビールは最高にうまい。めぐり終わったあたりで旅館に戻り夕飯。いい塩梅の部屋が無かったらしく、12畳くらいある大広間で男2人で飯を食って酒を飲んでいました。ビールは何杯飲んでも旨い。九州と言えば焼酎なんですが、日本酒好きとしてはやはり利き酒セットという言葉の暴力にあらがうことが出来ず、こちらも注文。味は微妙でした。なお黒川温泉にはポケストップが10箇所ほどとジムが2箇所あるため、とりあえずモンスターボールを回収しながらジム争奪戦を繰り広げていました。

温泉街って感じでした。黒川温泉いいですね。泉質もよかったのでまた行きたい。


明けて翌日、朝から温泉に入り、食事をいただき、温泉街をぐるっと回ってから再び九州横断バスへ。今度の目的地は阿蘇くまもと空港を通り越して熊本駅です。2時間30分ほどのバスの旅でしたが、ここでも社内ではひたすらポケストップをくるくるしてモンスターボールを回収し、出てくるポケモンを捕まえて過ごしました。使っているスマホINFOBAR A03とかいうグソザコナメクジ携帯なので、すぐに電池はなくなるし温度が上がりすぎて充電は止まるし最低でした。京セラ製のスマホはもう二度と買わねぇからな覚えてろよ。バスは途中少し遅れましたが、13時過ぎには熊本駅に到着です。

熊本駅。ここもジムです。


熊本へ来たからには熊本ラーメンを食べずに帰るわけにはいかないので、みんな大好き食べログ大先生を信用して黒亭というお店に行きました。5分くらい並んで入店し、お勧めっぽいセットにビールを付けてご注文。味は……なんていうか……非常に薄くてですね……こう……誤解を恐れずに申し上げるなら……2回は訪問しないなぁって感じでした。行く途中にミニリュウ捕まえたくらいしかいいことなかったよこの店。なお余談ですが、この日に行ったソープランドで同僚に着いた子が「黒亭行ったの?あそこ薄いからあんまり美味しくないよね〜」などと仰っていたようで、やはり地元の食事のことは地元の人間に聞くしかないと思いました。

これで1850円はどうなんだろうね。


続いて路電に乗り込み熊本城へ。報道等があった通り、周辺と加藤神社しか入ることができません。堀の外から見ても石垣が大きく崩れており、また櫓の一部も崩壊しているなど震災の爪痕を色濃く残していました。修復にどれだけの時間と労力を要するのか想像もつきません。いつの日にかまたその雄姿が見られることを信じるしかできませんが、その暁にはもう一度訪れたいと、そう感じました。被害があり天守閣を遠目に眺めることしかできないにも関わらず、多くの観光客が訪れていたのが幸いでしょうか。

加藤神社入り口から見た熊本城。


その足で熊本のお宿へ。二泊目はごく普通のビジネスホテルです。荷物を置いて一服し、その辺の居酒屋へ向かいます。とりあえず郷土料理っぽいものが食いたいという気持ちがあり、太平燕タイピーエン)が食べられる居酒屋を探して入店しました。料理はまぁ、普通。馬刺しもからし蓮根も美味しかったし太平燕も美味しかったんですが、まぁ、普通。ただし焼酎が一杯500円なのにロックグラスから溢れるほど注がれていて九州感ありました。宮崎に出張に行ったときもそうだったよ……何なんですかね、やっぱり九州ではこれがデフォなんですかね。



18時頃から飲んでたんですが、22時過ぎにそろそろ出るか という感じに。店の目の前が無料案内所だったのですが、風俗店は無いタイプのところでした。店内からそれを見ながら「熊本まで来てキャバクラは行きたくない」「キャバクラは時間とカネの無駄だと思ってる」みたいな話から、「折角だから風俗も行きたい」ということに。なおあらかじめお断りしておきますが、弊社は基本的に風俗店へ行くときは事前に情報を吟味してから向かうため、出先でふらっと入店することはまずありません。出張の場合でもスキマ時間などを駆使して調べます。今回は同僚が「折角だから行きたい」と仰るので、なら付き合います という程度のスタンスで向かっただけです。誤解の無いよう予めお断りしておきます。
みんな大好きシティヘブンで情報収集した感じ、熊本はヘルスがあまり無くメインはソープとのこと。風俗街をぐるっと回ってポケモンを捕まえたりしてみましたが、あまりピンと来る店が無かったので案内所に入って適当に決めてもらいました。この時点で既に、ある程度の地雷は覚悟しています。過度の期待はNG。案内所のお兄さんが言う「この時間にこんないい条件はそうそう無いですよ」は社交辞令。「若い子が多いですよ」はJAROに訴えられたら負けるレベル。常識です。徒歩で数分のお店に入り、写真を見ながら適当に嬢を選びます。即姫が3人とのことでしたが、1人はサバサバしててお勧めはこの2人ですね とボーイさんが言うのでそれに倣って決めました。

んでご対面。終わってから同僚に聞いたのですが、弊社が選んだ子は18歳(自称)だったそうです。そりゃ会話の糸口が全く掴めないわけだよ……会話は続かないし膨らませようがないし手際は悪いしで、若いし慣れて無さそうだなーとは思いましたが、何となく年齢を偽ってもいないような印象です。お決まりの「どこから来たんですか」「お一人ですか」あたりから始まり、「趣味とかありますか」というお見合いじゃねえんだぞ感あふれる質問に「たまにバイク乗ってるよ」と返したところ「9月に免許取ろうと思ってます」「この車を買おうと思ってるの」などと言いながら出てくるスマートフォン。なんでおれは風俗嬢が買おうとしている軽自動車の写真を見ながら免許取得のアドバイスをしなきゃならんのだ。「免許取るの難しかったですか?」とか聞かれても(検閲)年前の話だぞ……覚えてねーよ……。あと、「この数日スマホポケモンやってるよ」「オジサンたちがガキの頃に初代ポケモンが流行ったんだよ」「通信ケーブルは画期的だったね……」みたいな話をしたら、「お兄ちゃんがゲーム好きで、緑の持ってました」という相槌が。お、じゃあお兄さんアレだね、同世代だね、と返したら5歳年下でした。涙が出てくる。あと、何の脈絡もなく「ボーカロイドって知ってます?」「知ってるよ」「初音ミクとかリン・レンとかわかります?」「ニコニコ動画はβの頃に一番よく見てたけど、わかるよ」という流れでよく分からんリンだかレンだかの曲をYoutubeで見せられた挙句、嬢の妹(7歳)がその曲をカラオケで熱唱する動画を見せられました。なんでおれは風俗店で7歳児のカラオケ動画を見ているんだ。「妹がお姉ちゃんのスマホでマインクラフトやってて、お父さんに怒られてた」じゃないんだよ。なんだよそれ。もう何もかもわからないよ。おれは一体何をするためにこの店に入ったんだよ。

気持ちが程よく沈んだところで風呂⇒ベッド。なおこの嬢、太すぎもせず細すぎもせず標準的な体系ですが、とにかく顔に覇気がないのと目が死んでるので興奮する余地がありません。幸か不幸かNSだったのですが、ものすごい頑張らないと状態が維持できない。金を払っている手前もあるのでここ数年で最高級に頑張って射精しました。こんなに辛い思いをしたのは長崎のデリヘルと高松のヘルス以来だよ……。50分23000円総額の価値があったか と言われると、まぁ価値は無いです。店を出てポケストップめぐってポケモン捕まえてホテルに帰りました。ちなみに同僚が当たった子も、写真とは似ても似つかない感じだけど割と愛想だけは良かったとのことでした。価格相応のものが得られたのかと言われると、当然ですがそんなものはないとのこと。うんうん、これもまた地方風俗の醍醐味だよね。クソが。死ね。



明けて翌日。夕方の飛行機に乗るまで特にすることが無いので、水前寺成趣園に行きました。なかなか立派な日本庭園で、できればこのクソ暑い中じゃなくてもう少し快適な季節に訪れたかった感じがあります。外国人観光客が多いようで、入り口付近の土産屋でお爺さんが「ニイハオー、アニョハセヨー、ハロー」などと声を掛けてきましたが、「大丈夫です、日本人ですよ」とお返しさせていただきました。地理的なものもあるんでしょうが、中韓から来ている観光客はとにかく多かった。熊本に来て何をするんですかね。日本人でも観光に行くところ無くて困るんですけど。なお、ここにもポケストップとジムがあり、クソ暑い中でポケモンバトルを挑んでおりました。

震災後は水が枯れたり大変だったそうです。


昼は前日のリベンジということで、再び熊本ラーメンのお店へ。今回は水道町ちかくのラーメン赤組にしました。本当はソープ嬢がお勧めして来た天外天に行きたかったのですが、ランチ営業はしていないということで断念。ただ、ここのラーメンは安くて美味しかった。から揚げも旨かった。これなら近所にあれば通えます。ちなみに、東京でも有名な桂花やこむらさきは食べログの評価が低かったので、きっと地元の人間は行かないんだろう と思って選外にしております。いや、東京でも桂花行ったこと無いんだけど。身近にあるといつでもいいかな感があって……。

確かセットで930円。うまい。隣の席にいた工事現場のお兄ちゃんたちもポケモンやってた。


そのまま路電で熊本駅に戻ってお土産を買い、リムジンバスで阿蘇くまもと空港⇒羽田へ。弊社に逢ったことがある人はご存知かと思いますが、ご当地TシャツとかゆるキャラTシャツとかを日常生活で着るのが趣味みたいな人間なので、今回もTシャツ2枚とポロシャツ1枚を買いました。熊本はくまモンさんを推しすぎじゃないかと思うくらい大量にグッズがありましたが、そろそろ部屋が狭すぎて置き場に困ってきた という理由でぬいぐるみの購入は控えさせて頂いております。タオルとハンカチは入手しました。


帰りも羽田空港からリムジンバスに乗り、近所のサイゼリヤで飯を食いながら精算して2泊3日の旅は終了。色々とありましたが楽しい旅行でした。

ダイエットの話

なんだかんだで一年ほど放置したのでダイエットの話をします。


今年は3月から6月にかけて3回ほど満州に飛ばされたのですが、3回目の出張中にほかの日本人と飯を食いに行ったとき「dimbla君太ったよね」「確かに入社したころより明らかに丸くなってる」などという心無い誹謗中傷を受けました。失礼な話です。確かに体重は10kg以上増えましたが、これはすべて労働という現代社会の闇によって齎されたものであり、決して私の生活に問題があるわけではないのです。多くの人々が労働によって心と体を破壊されているなか、何とか耐えるために必然的に増えてしまったものなのです。つまり私は無罪であり労働は害悪であることを身をもって証明したとも言えます。

とはいえ、いくら現代社会と労働という概念に対して呪詛を撒き散らしたとしても増えてしまった体重は減りません。当人としても「昔買ったライディングパンツが履けない」「着れるスーツがアジャスター付きの礼服しかない」など様々な被害を受けており、体重を減らしたいという願いを持っている次第です。そこで、この体重増加はすべて労働という根絶すべき邪悪によるものであれども、しかし自らの意志をもってかの邪悪により齎されたものを打ち払うべくダイエットを決意しました。今から一か月ほど前のことです。


一般論としてダイエットのためには

  • カロリーを消費する
  • カロリーを摂取しない

のいずれかを実行することになります。何らかの邪教の儀式により体重を減らしたり脂肪を吸引したり肋骨を抜いたりする方法もあるようですが、忌むべき邪悪こと労働によって増えた体重を減らすために別の邪悪に手を染めるようではいけません。必然的に前述した2点を実行してく必要があります。昨年までは3月から7月に掛けて深夜徘徊と称したウォーキングを行っており月に100kmとか200kmとか歩いていましたが、いきなりこれをやると肉体的にも精神的にも死ぬことが目に見えているため、まずは「カロリーを摂取しない」からアプローチすることにしました。また、自他ともに認める飽きっぽいウンコ野郎であるところの私としては、目に見えて何らかの成果が得られないとおそらく続きません。そこで、体重を毎日量ることにしました。持っててよかった体重計。

そこで今回はスマートフォンアプリを導入しました。
https://www.konami.com/sportsclub/appli/caloriecise/
Google Playストアで検索したらいっぱい出てきたんですが、個人が作ったであろうアプリはまったく信用できなかったので天下のコナミスポーツクラブ様を信じることにしました。ちなみに一回も行ったことありません。
このアプリはとにかく体重と体脂肪率と食ったものを記録するアプリで、一応なんかアクティビティ的なものを登録することもできるんですがほとんど使っていません。あと、目標体重と時期を設定すると自動的に1日に摂取してよいカロリー上限が設定されるのが分かりやすかったので信用することにしました。


幸いにして弊社社食はメニューのカロリーが掲示されているので、昼飯のカロリーはおおむね把握できます。あとは朝食と夕食ですが、夕食を社食で済ませるとカロリー地獄になるためダイエットを誓ったその日から会社で夕飯を食うのを止めました。一年前のことを思い出しながらサラダと豆腐で夕飯を済ませる生活の始まりです。代わりに朝ごはんを食べるようにしました。結果としてコンビニに落とす金額が先月に比べて5倍以上になりましたが、ダイエットとはかくも厳しいものなのです。労働という滅ぼすべき邪悪によって増えた体重を減らすため、労働によって得られた金額が消費されていくという現代社会の腐りきった構図には吐き気すら催しますが、ここで文句を言っても何も変わらないし文句だけで体重が減るなら私は今頃体重30kgくらいになっていると思います。

そんなこんなで1か月ほど経ちました。途中で飲み会があったり死んだ家畜の肉を焼いて喰う邪教の儀式があったりしましたが、何でもかんでもNGにするとストレスでハゲるか胃に穴が開く恐れがあるためそういうのは許容することにしました。別に毎日酒を飲むわけではないのですから2週に1回くらいは誤差みたいなもんです。あと、どうしても肉が食いたくて仕方がない時には往復10km歩いたりしました。んで、その結果なんとか4kgほどの減量に成功した次第です。


目標体重まであと5kgほどの減量が必要なためこれからが本番と言えば本番なのですが、まずは目に見えた成果が出てきたということでこれを続けていくモチベーションが保たれて一安心です。
この飽食の時代、自制心という概念が存在せずオナニー猿ほどの脳みそしか持ち合わせていない我々は放っておけば好きなものを好きなだけ食べてブクブク太っていく一方ですが、少しでも人間らしくあるためにひとつ、ダイエットなど初めて見てはいかがでしょうか。なおこの生活を始めてから食事に行くたびにカロリーを気にしているため、同僚からは「頭がおかしい」「気が狂ってる」「無駄にストイック」などというお褒めの言葉をいただくようになりましたことを最後に付け加えさせていただきます。

絶対に笑ってはいけない高尾山信徒峰中修行会(後篇)

酔っぱらっているので文章が多少おかしくても気にしないでください。
日本酒があって本当に良かった。

6月7日 早朝

朝5時起床だったかそのくらいだと思うが、前日21時に床に就いたので3時に目が覚めて二度寝した。修行に来ているはずなのに普段より睡眠時間が長いというのはどういうことなんだろうか。
朝から般若心経ライヴが開催されるため、適当に着替えて周囲の人の動きについていくように本堂へ。ちなみに二日目ではあるが般若心経はまったく覚えられない。本堂以外にも3か所くらい周囲を練り歩きながらひたすら般若心経を唱えていたが、行く先々でカジュアルに課金していく熱心な修行僧の姿くらいしか記憶に残っていない。

7:00

朝食。相変わらず精進料理だが、普段は朝食をとらないことが多いので修行なのに普段より健康的な生活になっている気がした。味はふつう。ここでもSENDATSUから周囲と会話をしましょう的なアレがアレするが完全にスルーして適当に飯食って部屋に戻った。

8:00

寺と言えば写経、写経と言えば寺というくらいおなじみの写経タイム。
般若心経がうっすらと書かれた半紙二枚と筆、硯、墨が配られ久しぶりに墨を溶いた。何を隠そう弊社は10年以上前まで書道を嗜んでおり学生の部では6段、成人の部では初段まで続けていた人間なので書道に関してはそれなりに馴染みが深いし今でも可能であれば書道を再開したいと考えている。が、写経ってクソつまんねーな……という想いしか湧いてこなかった。あのさ、書ってのは早く書けばいいってもんじゃないのよ?いっぱい書けばいいってもんじゃないのよ?一文字一文字、その文字がどういう意味で、どういう成り立ちで、それをつなげた言葉がどういう意味で、だからこそ文字と文字とをどう繋ぐべきなのかを考え、感じたうえで、そこに自分の気持ちを乗せるのが書道なのよ?お前等何なの?とりあえず書けばいいってもんじゃないんだぞ?書道ナめてんのか?殺すぞ?

10:00

若干のいら立ちを感じるものの、やはり書は人の心を穏やかにするし人の心を豊かにするのだと再確認したうえでBOZEのSEPPO TIMEが始まりました。題目は「理系坊主が見た仏教」
嫌な予感はしたんですよ。写経中に後ろのほうからWindows7の起動音聞こえてくるしさ、ステージにスクリーンとプロジェクターが用意され始めるしさ……。冷静に考えてほしいんだけど修行しに来てるのになんでそんな俗世感バリバリのWindows7起動音を聞かなきゃならんのか。こちとら会社で毎日聞いてるんだよ。クソが。死ね。いや、死ねは言い過ぎた。
そしておもむろに始まるBOZEのPresentation with Microsoft PowerPoint 2007。重要な文字は大体太字。なぜかフォントは明朝系。ちなみに会場のスピーカーシステムはBOSE。BOZEのSEPPOをBOSEのスピーカー越しに聞いているという事実に気が付いた時点で笑いをこらえるのに必死だった。
ちなみに理系坊主、理系って言ってる割にそんなに理系っぽくなかった。突如としてももいろクローバーZの話をし始めたかと思ったら、「気になったらYoutubeとかで聞いてみてください」とか言い出した時点で再度腹筋に致命的なダメージが加えられたり、「これがいわゆる坊主ミーツガールですね」とか言い始めた時点で魂が召されそうになったりしてたけど理系っぽさはあんまりなかった。有難さもあんまりなかった。

12:00

昼飯。妙に手作り感がある蕎麦と、妙に製麺所感がある蕎麦が混じった3色蕎麦アンド般若湯。ちなみに般若湯は非常に不味かった。はっきり申し上げて酒精の神様を馬鹿にしているとしか思えない味だった。

13:00

下山開始。大所帯でぞろぞろと登山道を下山していくのでいい迷惑である。良く晴れた日曜の昼下がりなので観光客も大勢いらっしゃっており、幾度となく指さされた。あと、先頭を歩くSENDATSUを見て「天狗だ!」などという若者も大勢見かけた。確かに天狗にしか見えない。
下山ルートは人数が人数なのでそれほど般若心境を唱えないし掛け念仏もない感じで進んでいった。弊社は割と列の先頭近くにいたのだが、修行僧一同の平均年齢はかなり高いため、幾度となく速度調整が行われる(≒後ろのほうからSENDATSUが走ってきて「ちょっとペース緩めてください」とか「後ろが遅れてるんでこの辺で一度休憩がてら隊列立て直しましょう」とか言い始めること)が行われていた。もはやレジャー以下である。

14:30

本日の最終イベントは柴燈大護摩。「さいとう」という響きに一抹の不安を感じないわけではないが、由緒正しい感じのフェスティバルである。これは要するにキャンプファイヤーであり、火を囲んで般若心経を唱えながら課金アイテムである札を火に投げつけるリチュアル的な行為らしい。なるほど、初日に10連ガチャよろしく10枚とか20枚単位で購入されていた木の札はこのためのアイテムだったのか。マジックで願い事的なサムシングを書き込んで燃やすと良いらしいが、なんだろう、この、せっかく俗世を離れて修行に来たのにも関わらず、煩悩丸出しな感じのフェスティバルは……。
弊社は当然ながら課金アイテムを所有していなかったので、とりあえず無料で参加できる感じの般若心経だけ唱え続けていた。

15:30

長かった修行もいよいよ終わりの時、閉会式が行われた。
この時点で弊社の気持ちはすでに「肉が食いたい」「酒が飲みたい」「修行はクソ」という方向に振り切れていたので、SUGOI SENDATSUが何の話をしていたのか全く記憶に残っていない。
なんか有難そうな話を聞いて、五十音順にSENDATSUから終了証を受け取り、あと初日の記念写真を受け取り、寺を後にした。

16:30

うめー!明るいうちから飲むビール最高にうめー!
獣の肉くそうめー!

19:00

うめー!日本酒くそうめー!
魚うめー!居酒屋最高!聖地最高!


以上です。
ちなみに翌日は軽い二日酔いでした。

ここ半年の話

修行の続きはまた後日。
今日は、フォロワーに愛のないデリヘルの話を強要したのにも関わらず自分が何も書かないというのは不義理だろうという想いから、ここ半年くらいの風俗を振り返ってみようと思います。

12月 京都・祇園(ホテヘル)

京都旅行のついでに。泊まっていたのがカプセルホテルだったので近所のラブホテルを紹介してもらい店から二人で歩いて行ったが、畳敷きの部屋に布団を敷いてあるタイプのラブホテルは初めてだった。めっちゃ寛いだ。
嬢の「東京に片思いしてる人がいてたまに会いに行くんだけど、その人は自分以外に好きな人がいるみたいで行くたびにもう絶対行かないしメールもしないと思うんだけど寂しくなってまた連絡とっちゃう」みたいな話を聞きながら「うんうん、そうだね。つらいね。」みたいな相槌をひたすら打っていた。多分、菩薩よりも悟りに近い表情をしていたと思う。

1月 札幌・すすきの(箱ヘル)

北海道旅行のついでに、一年ほど前に行ってめっちゃきれいなお姉さんが本番させてくれたお店に来訪。すすきのまで行ってソープ行かないのか?という疑問はごもっともですが、下手に安いソープ行くならちょっと高い箱ヘルのほうが綺麗だし可愛い子が多いです。今回もめっちゃきれいなお姉さんだったけど本番は無かった。とてもよかった。(小並感)

3月 埼玉・大宮(派遣マッサージ)

新潟旅行のついでに。肩こりがえげつない感じになってきたので「肩を揉んでもらうついでにチンポも揉んでもらおう」くらいの軽い気持ちで来訪。日本酒グッズを持っていたら嬢も日本酒が好きらしく酒の話で盛り上がった。それなりに可愛かったような、まあ、普通くらいだったような、そんな気がする。マッサージは正直微妙だった。

3月 札幌・すすきの(ソープ)

出張のついでに。今回は折角なのでソープにした。高くもなく安くもない程度のお店だったんだけど、びっくりするくらい何も記憶に残っていない。何となく記憶の片隅に本番ではイけなかったような覚えが残っているんだけど多分気のせいだと思う。そう信じたい。

6月 長崎・長崎新地(ホテヘル)

毎年やってくる辛い出張のついでに。二次会(スナック)に行くという話を頭痛を理由に辞退してビジネスホテルに帰り、しかしビジネスホテルには会社の人も泊まっているので近所のラブホテルまで歩いた。店は一昨年と同じところに連絡。
背中一面に気合が入った嬢であった。あと、20代中ごろくらいなのにびっくりするくらいおっぱいが萎びて垂れてて、視覚的に興奮できる要素がほぼ皆無だったのもあって息子に覇気がなかった。あまりにもイけなさすぎて嬢から本番の提案があり、1万円という話だったのを5千円まで値切って本番に及んだもののなおイけずそのまま諦めてビジネスホテルでオナニーして寝た。余りにも弊社が不憫だと思ったのか嬢は5千円を請求してこなかった。

6月 東京・渋谷(派遣マッサージ)

休日に外出ついでに。「もしかして弊社は風俗店が向いていないのではないだろうか」という気持ちに苛まれつつあるので、マグロになるべくマッサージにした。余談ではあるが肩こりと首の痛みはえげつないを通り越して頭痛の原因になるくらい進化してきたのでこれを解消したいとい気持ちもある。
ところがここはめっちゃ当たりで、まず嬢のマッサージがすごい上手い。めっちゃ気持ちいい。どうやら前職がアロママッサージ店だったらしい。さもあらん。「ここのお店は結構いいオイル使ってるんでビックリしました」とか言われてもよく分からないがとにかくいいオイルらしい。あと、めっちゃいいおっぱいだった。めっちゃいいおっぱいだった。大切なことなので2回書いた。前回の萎びたおっぱいの記憶を払底するくらいめっちゃいいおっぱい(3回目)だったので、嬢に対しても「すげぇいいおっぱいしてる。めっちゃいいおっぱいしてる」と延々おっぱいを褒め続けた結果、通常はオプション価格2000円の乳首舐めが無料で許された。めっちゃいいおっぱいだった。(4回目)


報告は以上となります。

絶対に笑ってはいけない高尾山信徒峰中修行会(前篇)

そろそろ重い腰を上げて、この話を書こうかと思います。
タイトル通り修行会に行ってきました。

6月6日 早朝

前日までの長崎出張により3時半起床→5時半起床のコンボを喰らいながらも、何とか朝6時だかそのくらいに起床。明らかに普段より早い時間であるが、それもこれもみんな修行のためである。
前日のうちになんとなく荷物っぽいものをまとめておいたので、「運動着、運動靴(登山靴可)※お持ちの方は白装束」という指定に従い、もっとも運動に適していると思われるサバゲーカーゴパンツとタクティカルシューズを装着してリュックを背負って出発。一路、高尾山口へ。
道中、「下着(滝行用)」というのが白い下着しか認められないことを知り、ノーパン修行僧となる危険を回避するためコンビニに立ち寄るが当然ながら白いパンツなど売っていない。一抹の不安を抱えながら集合場所へ向かった。

09:30

受付開始である。周囲を見渡すと、ガチ修行僧ファッションからハイキングファッション、果てはジャケットを着た金髪のオッサンまで幅広い客層である。人数は80人程度、うち男性が3/5で女性が2/5といったところ。参加料として1万5千円を支払い旅のしおりを受け取っていると、後ろのほうで白装束と護摩木の即売会が始まった。一枚200円の護摩木をまるで10連ガチャを回すかのごとく10枚、20枚と買っていくガチ修行僧ファッション勢はあまりにもシュールで異様な光景に思えた。ぼけーっと眺めていたところ、今度は錫杖の即売会も始まった。途端に群がるガチ修行僧ファッション勢。「音がいいねぇ」「真鍮なのかな」などと話しながら錫杖をしゃんしゃんし始めるその姿は、一種の地獄絵図だった。この時点で「友人に誘われたので特に興味があるわけではないアイドルのイベントに参加してみたところ、予想以上に周囲がガチだったので居心地が悪いうえに会話する相手もいなくてどうしようもなくなってきた一般人」みたいな状態になっていた。

10:00

いよいよ修行開始である。ここで、「導師様がいらっしゃるときには法螺貝を吹きます」というオモシロイベント告知が行われた。徐に鳴り響く法螺貝の音、慌てて正座し合掌し始める修行僧一同。あらわれる導師様。突然始まる般若心経。そこには未知の世界があった。
渡された旅のしおりに般若心経とあとなんかそれっぽいのが書いてあったので必死で追いかけていると、突如として書いていないフレーズが飛び出してきた。どういうことだ。聞いてないぞ。よくわからないうちに法楽が終わり。開会の挨拶みたいなのが始まった。余談ではあるがこの辺で足が辛くて正座をするのをやめた。
道中は8人の先達(SENDATSU)が同行するらしく自己紹介をされたが全く覚えられない。山伏styleのスキンヘッドをどうやって区別すればいいのか。まぁ、別に困らないだろうと思い早々に名前を覚えることは諦めた。完全に余談ではあるが、この山伏style、ヤマノススメセカンドシーズン 登頂記念パーティー(in 飯能市民会館)夜の部でICIスポーツの人がやってた登山用品クイズの中で日笠陽子が茶番を繰り広げていたことでおなじみの尻皮を装着していたので初見から笑いを抑えるのに必死でした。(尻皮はこんなの

11:00

持参した弁当を適当にその辺で食し、我々修行僧は一路、蛇瀧(じゃたき)水行道場へ向かった。そう、滝行である。
よくわからないが掛け念仏なるものをアレしながら回峰行(山道を練り歩くこと。いわゆるハイキング)をしましょうということになり、SENDATSUがリズミカルに叫ぶ「慙愧懺悔!」に合わせて「六根清浄!」と返し続けながら山を登って行った。所々でリズムや音程を乱されると返し方が分からなくなるので止めてほしいと思いながら、とりあえず登る。登る。登る。
どうやら普通の登山コースからは少し離れた道を選んだようで、割と歩きごたえがあった。あと、ひたすら大声を上げているのでそれなりに疲れる。が、まぁ、高尾山だしね……登山っていうほどでもないよね……くらいのアレである。ガチ修行僧ファッション勢は年配の人間が多いのでこれでも苦行なのだ。仕方がない。

12:00

多分このくらいの時間に水行道場へ到着。さっそく行衣(レンタル)に着替えて滝行である。
下着は白しかダメなのかと思ったが、周囲のカジュアルファッション修行勢がそんなに守っている様子ではなかったので弊社も普通に黒いパンツで参加することにした。ノーパン修行僧の辱めを受ける危険はこれで回避された。ありがとう。ありがとう。
滝に打たれるにはそれなりにルールがあるらしく、とりあえずその辺の掃除、身を清めるために塩を被り、水を被り、五体投地を二回やって、いよいよ本番。5mくらいの滝で水を背中に受けながら、ひたすら南無青龍大権現と唱え続けた。
前日が雨だったので水量がやや心配だったが、そうでもなかった。また、水は冷たかったがこちらも我慢できないほどではなかった。正確にいうと待っている時間が一番寒かった。滝は……何だろうな。滝に打たれながら大声で念仏を唱え続けるという行為に身を投じると、余計なことを何も考えなくなるというか、雑念が無くなるんだと思う。終わった時、ガラにもなくすがすがしい気持ちになった。
その後、着替えてから山頂まで再度ハイキングへ。

14:30

多分このくらいの時間に山頂の本坊へ到着。ちなみに、ここに至るまでの間に立ち寄るところのすべてで般若心経を唱えている。内容は全く覚えられないが口は回るようになってきた。
宿坊では8人一部屋になったが、特に周囲の修行僧と会話を楽しみたい気持ちは存在しないのでフードをかぶってスマホを弄っていた。夕方近くになり、ひたすら般若心経を唱えまくる儀式のため本坊へ。確か1時間くらい般若心境フェスティバルをしていた。頑張って正座しようかと思ったが足が痺れたので早々に諦めた覚えがある。あと、この手のお寺に行くと大体蝋燭か線香があるんだけど、ガチ修行僧ファッション勢がこれまた10連ガチャを回すよりもカジュアルに小銭をじゃらじゃらさせて蝋燭に火を付けまくっていた。課金要素多めである。

18:00

このくらいの時間に夕飯。精進料理というか、肉が入ってない料理というか。そんな感じ。
10年くらい前に岩手の毛越寺に泊まったことがあるんだが、その時に朝ごはんで食べた食事に近いものがあった。正確にいうと、毛越寺のほうが旨かった。割と手間暇かけて作ってるんだろうなぁというのは伝わってくるんだが、精進料理なのでとにかくパンチが効いていない。腹は膨れるが満足感が得られない味わいであった。
その後、風呂に入ってから月輪観(がちりんかん)なる儀式のため本坊へ。ガチ輪姦である。詳細は割愛するが、弊社の中では最終的に宇宙が核爆発に包まれて消滅した後に再度収束して圧縮され新たな世界が誕生した。何がなんだかよくわからないがそういうものなんだと思う。

21:00

就寝。隣の部屋から「ぼくのわたしの今まででたのしかった修行体験」トークが聞こえてきてクソ五月蠅かった。

翌日へ続く。