災害復興支援射精のこと

乳首の話は割と最後のほうなので、手前は適当に読み飛ばしてください。


ここしばらくは満州送りにされるばかりで楽しい旅行をしていないな という気がしたので、熊本に行ってきました。お目当ては黒川温泉ですが、折角なので熊本城も観光しつつ被災地にお金を落としていこう という高尚な旅行です。嘘です。マイルを貯めるために飛行機に乗りたくて、福岡で天下一品博多駅前店に行くというギャグみたいなことをしようとしたら考えていたところ、羽田―福岡便が高くて腹が立ったので九州の温泉地に行こうと思っただけです。同僚が「黒川温泉に行ってみたい」「んじゃそこにしよう」「よく考えたら熊本って地震あったんだよね」「言われてみれば」みたいな会話の末に決まりました。

そんなわけで早朝にリムジンバスへ乗り込み、朝っぱらから羽田空港ANAラウンジでビールを呑み、一路熊本へ。なお今回は往復ともにプレミアム株主優待を使用しました。お値段高めですがマイル修行僧なので背に腹は代えられないのです。機内でもスパークリングワインを飲み、阿蘇くまもと空港へ到着した時点で既に酔っ払いという有様です。阿蘇くまもと空港にはポケストップが2箇所とジムが1箇所あるため、とりあえずその辺を歩き回ってポケモンを捕まえながらバスを待つこと約1時間。九州横断バスというのに乗り込んで黒川温泉を目指します。

阿蘇くまもと空港のポケストップYS-11の雄姿


温泉までは片道2時間ほど。途中で阿蘇駅に寄りながら向かいます。本来通るべきルートの一部が通行規制のため迂回となっており、早々に震災の影響を感じさせられます。なお阿蘇駅周辺にもポケストップが3箇所とジムが1箇所あるため、ここでもポケモンを捕まえたりモンスターボールを回収したりしていました。ポケストップが少なすぎてボール枯渇しそう。

阿蘇駅。割と趣きがあります。横には道の駅が併設されておりましたが、喫煙所が見つからず歯がゆい。


黒川温泉へ到着し、旅館の車でまずはチェックイン。荷物を置いたらさっそく「入湯手形」を購入します。乳頭ではありません。これを買うと加盟している温泉旅館の露天風呂に3箇所入浴できるという優れものです。時間帯の問題なのか、3箇所どこへ行っても他のお客さんに遭遇することは殆ど無く、天気も悪くなかったので中々に堪能させていただきました。温泉✌('ω')✌最高〜♪って感じです。途中で食べた馬肉メンチカツとビールも最高でした。酒しか飲んでねぇぞ感はありますが、そんなもんです。何杯呑んでもビールは最高にうまい。めぐり終わったあたりで旅館に戻り夕飯。いい塩梅の部屋が無かったらしく、12畳くらいある大広間で男2人で飯を食って酒を飲んでいました。ビールは何杯飲んでも旨い。九州と言えば焼酎なんですが、日本酒好きとしてはやはり利き酒セットという言葉の暴力にあらがうことが出来ず、こちらも注文。味は微妙でした。なお黒川温泉にはポケストップが10箇所ほどとジムが2箇所あるため、とりあえずモンスターボールを回収しながらジム争奪戦を繰り広げていました。

温泉街って感じでした。黒川温泉いいですね。泉質もよかったのでまた行きたい。


明けて翌日、朝から温泉に入り、食事をいただき、温泉街をぐるっと回ってから再び九州横断バスへ。今度の目的地は阿蘇くまもと空港を通り越して熊本駅です。2時間30分ほどのバスの旅でしたが、ここでも社内ではひたすらポケストップをくるくるしてモンスターボールを回収し、出てくるポケモンを捕まえて過ごしました。使っているスマホINFOBAR A03とかいうグソザコナメクジ携帯なので、すぐに電池はなくなるし温度が上がりすぎて充電は止まるし最低でした。京セラ製のスマホはもう二度と買わねぇからな覚えてろよ。バスは途中少し遅れましたが、13時過ぎには熊本駅に到着です。

熊本駅。ここもジムです。


熊本へ来たからには熊本ラーメンを食べずに帰るわけにはいかないので、みんな大好き食べログ大先生を信用して黒亭というお店に行きました。5分くらい並んで入店し、お勧めっぽいセットにビールを付けてご注文。味は……なんていうか……非常に薄くてですね……こう……誤解を恐れずに申し上げるなら……2回は訪問しないなぁって感じでした。行く途中にミニリュウ捕まえたくらいしかいいことなかったよこの店。なお余談ですが、この日に行ったソープランドで同僚に着いた子が「黒亭行ったの?あそこ薄いからあんまり美味しくないよね〜」などと仰っていたようで、やはり地元の食事のことは地元の人間に聞くしかないと思いました。

これで1850円はどうなんだろうね。


続いて路電に乗り込み熊本城へ。報道等があった通り、周辺と加藤神社しか入ることができません。堀の外から見ても石垣が大きく崩れており、また櫓の一部も崩壊しているなど震災の爪痕を色濃く残していました。修復にどれだけの時間と労力を要するのか想像もつきません。いつの日にかまたその雄姿が見られることを信じるしかできませんが、その暁にはもう一度訪れたいと、そう感じました。被害があり天守閣を遠目に眺めることしかできないにも関わらず、多くの観光客が訪れていたのが幸いでしょうか。

加藤神社入り口から見た熊本城。


その足で熊本のお宿へ。二泊目はごく普通のビジネスホテルです。荷物を置いて一服し、その辺の居酒屋へ向かいます。とりあえず郷土料理っぽいものが食いたいという気持ちがあり、太平燕タイピーエン)が食べられる居酒屋を探して入店しました。料理はまぁ、普通。馬刺しもからし蓮根も美味しかったし太平燕も美味しかったんですが、まぁ、普通。ただし焼酎が一杯500円なのにロックグラスから溢れるほど注がれていて九州感ありました。宮崎に出張に行ったときもそうだったよ……何なんですかね、やっぱり九州ではこれがデフォなんですかね。



18時頃から飲んでたんですが、22時過ぎにそろそろ出るか という感じに。店の目の前が無料案内所だったのですが、風俗店は無いタイプのところでした。店内からそれを見ながら「熊本まで来てキャバクラは行きたくない」「キャバクラは時間とカネの無駄だと思ってる」みたいな話から、「折角だから風俗も行きたい」ということに。なおあらかじめお断りしておきますが、弊社は基本的に風俗店へ行くときは事前に情報を吟味してから向かうため、出先でふらっと入店することはまずありません。出張の場合でもスキマ時間などを駆使して調べます。今回は同僚が「折角だから行きたい」と仰るので、なら付き合います という程度のスタンスで向かっただけです。誤解の無いよう予めお断りしておきます。
みんな大好きシティヘブンで情報収集した感じ、熊本はヘルスがあまり無くメインはソープとのこと。風俗街をぐるっと回ってポケモンを捕まえたりしてみましたが、あまりピンと来る店が無かったので案内所に入って適当に決めてもらいました。この時点で既に、ある程度の地雷は覚悟しています。過度の期待はNG。案内所のお兄さんが言う「この時間にこんないい条件はそうそう無いですよ」は社交辞令。「若い子が多いですよ」はJAROに訴えられたら負けるレベル。常識です。徒歩で数分のお店に入り、写真を見ながら適当に嬢を選びます。即姫が3人とのことでしたが、1人はサバサバしててお勧めはこの2人ですね とボーイさんが言うのでそれに倣って決めました。

んでご対面。終わってから同僚に聞いたのですが、弊社が選んだ子は18歳(自称)だったそうです。そりゃ会話の糸口が全く掴めないわけだよ……会話は続かないし膨らませようがないし手際は悪いしで、若いし慣れて無さそうだなーとは思いましたが、何となく年齢を偽ってもいないような印象です。お決まりの「どこから来たんですか」「お一人ですか」あたりから始まり、「趣味とかありますか」というお見合いじゃねえんだぞ感あふれる質問に「たまにバイク乗ってるよ」と返したところ「9月に免許取ろうと思ってます」「この車を買おうと思ってるの」などと言いながら出てくるスマートフォン。なんでおれは風俗嬢が買おうとしている軽自動車の写真を見ながら免許取得のアドバイスをしなきゃならんのだ。「免許取るの難しかったですか?」とか聞かれても(検閲)年前の話だぞ……覚えてねーよ……。あと、「この数日スマホポケモンやってるよ」「オジサンたちがガキの頃に初代ポケモンが流行ったんだよ」「通信ケーブルは画期的だったね……」みたいな話をしたら、「お兄ちゃんがゲーム好きで、緑の持ってました」という相槌が。お、じゃあお兄さんアレだね、同世代だね、と返したら5歳年下でした。涙が出てくる。あと、何の脈絡もなく「ボーカロイドって知ってます?」「知ってるよ」「初音ミクとかリン・レンとかわかります?」「ニコニコ動画はβの頃に一番よく見てたけど、わかるよ」という流れでよく分からんリンだかレンだかの曲をYoutubeで見せられた挙句、嬢の妹(7歳)がその曲をカラオケで熱唱する動画を見せられました。なんでおれは風俗店で7歳児のカラオケ動画を見ているんだ。「妹がお姉ちゃんのスマホでマインクラフトやってて、お父さんに怒られてた」じゃないんだよ。なんだよそれ。もう何もかもわからないよ。おれは一体何をするためにこの店に入ったんだよ。

気持ちが程よく沈んだところで風呂⇒ベッド。なおこの嬢、太すぎもせず細すぎもせず標準的な体系ですが、とにかく顔に覇気がないのと目が死んでるので興奮する余地がありません。幸か不幸かNSだったのですが、ものすごい頑張らないと状態が維持できない。金を払っている手前もあるのでここ数年で最高級に頑張って射精しました。こんなに辛い思いをしたのは長崎のデリヘルと高松のヘルス以来だよ……。50分23000円総額の価値があったか と言われると、まぁ価値は無いです。店を出てポケストップめぐってポケモン捕まえてホテルに帰りました。ちなみに同僚が当たった子も、写真とは似ても似つかない感じだけど割と愛想だけは良かったとのことでした。価格相応のものが得られたのかと言われると、当然ですがそんなものはないとのこと。うんうん、これもまた地方風俗の醍醐味だよね。クソが。死ね。



明けて翌日。夕方の飛行機に乗るまで特にすることが無いので、水前寺成趣園に行きました。なかなか立派な日本庭園で、できればこのクソ暑い中じゃなくてもう少し快適な季節に訪れたかった感じがあります。外国人観光客が多いようで、入り口付近の土産屋でお爺さんが「ニイハオー、アニョハセヨー、ハロー」などと声を掛けてきましたが、「大丈夫です、日本人ですよ」とお返しさせていただきました。地理的なものもあるんでしょうが、中韓から来ている観光客はとにかく多かった。熊本に来て何をするんですかね。日本人でも観光に行くところ無くて困るんですけど。なお、ここにもポケストップとジムがあり、クソ暑い中でポケモンバトルを挑んでおりました。

震災後は水が枯れたり大変だったそうです。


昼は前日のリベンジということで、再び熊本ラーメンのお店へ。今回は水道町ちかくのラーメン赤組にしました。本当はソープ嬢がお勧めして来た天外天に行きたかったのですが、ランチ営業はしていないということで断念。ただ、ここのラーメンは安くて美味しかった。から揚げも旨かった。これなら近所にあれば通えます。ちなみに、東京でも有名な桂花やこむらさきは食べログの評価が低かったので、きっと地元の人間は行かないんだろう と思って選外にしております。いや、東京でも桂花行ったこと無いんだけど。身近にあるといつでもいいかな感があって……。

確かセットで930円。うまい。隣の席にいた工事現場のお兄ちゃんたちもポケモンやってた。


そのまま路電で熊本駅に戻ってお土産を買い、リムジンバスで阿蘇くまもと空港⇒羽田へ。弊社に逢ったことがある人はご存知かと思いますが、ご当地TシャツとかゆるキャラTシャツとかを日常生活で着るのが趣味みたいな人間なので、今回もTシャツ2枚とポロシャツ1枚を買いました。熊本はくまモンさんを推しすぎじゃないかと思うくらい大量にグッズがありましたが、そろそろ部屋が狭すぎて置き場に困ってきた という理由でぬいぐるみの購入は控えさせて頂いております。タオルとハンカチは入手しました。


帰りも羽田空港からリムジンバスに乗り、近所のサイゼリヤで飯を食いながら精算して2泊3日の旅は終了。色々とありましたが楽しい旅行でした。