1月19日

お題「サングラス」

サングラス。日本人にはあまり馴染みがないというか、いわゆる「ガラの悪い人」が掛けているという印象が比較的強いものだということは認識してるが、それでも私にとっては生活の一部というか、ごくごく日常的なファッションの一部になっている。
こういうものは幼少期の体験が多大な影響を与えていると思う。私の場合、父の影響が大きかった。町工場で働く父はサングラスとジーンズと革のブーツが好きな人で、私が幼い頃から外出する時に父はほぼ必ずサングラスを掛けていた。だから、私にとってサングラスを掛けるということは特に何ら不自然な行為ではなかった。家族で車に乗ってどこかに出掛けるようなことがあれば、父のサングラスを借りて着用することも多かった。助手席に座るならサングラスは必須だ。ごくごくありきたりな光景だった。
もちろん、世間的にはサングラスはそれほど一般的なファッションではないのだということは認識している。だが、日常的にサングラスを愛用している私からすれば、こんなにも天気が良くて眩しい日に、なんでサングラスを掛けないのだろう。と思う事が良くある。雪国や陽射しの強い地域ではサングラスは必須品だし、そこに似合う・似合わないはもう関係無いだろうと思う。実際、私も自分がサングラスの似合う人間だとは思っていないが、ずっと着用し続けているせいか周囲の人間が慣れた。要するにその程度の話なのではないだろうか。
確かに、私が所有しているサングラスはややガラが悪そうなものが多いということは認める。これはもう単純に私個人の趣味だから仕方がない。仕方がないのだが、サングラスを掛けている=ガラが悪い となるのは、ちょっと違うんじゃないかな?といつも感じている。スポーツ選手のサングラスは良いのに、芸能人のサングラスは良いのに、私たちのサングラスはダメなの?そこにどんな違いがあるんだろう。
自分を正当化したいわけではないが、サングラスが日常の一部になっている人間としては理解できない世界だ。是非、理由を教えて欲しい。