部屋と成コミと私

部屋の狭さと成コミの量との絶妙な関係により毎月毎月増え続ける成コミに生活スペースを食いつぶされつつある我が家では既に成コミを収納したコミックいれと庫の上にコミックいれと庫を重ねさらにその上に日用品が鎮座するという日常と非日常とが融和した空間が構築されつつあるがその奇妙な均衡すら増え続ける成コミの前には無力であり僕はこのまま成コミの海の中で溺死するのかもしれない。